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こんにちは、魚肉ソーセージが好きなイガラシです。「インフォグラフィック作成に役立つ!テーマ別フリー素材サイトまとめ」にてインフォグラフィックのフリー素材をご紹介しましたが、今回はそんな素材特有の注意点についてまとめました。

素材利用の注意点(1)

使い勝手の良いベクター形式で配布されている素材ですが、数値に併せて自動的にグラフの比率が変わらず、加工必須であるものが多いです。その場合、グラフデザインのみ参考とするか、正しいグラフになるよう、自分でベクター素材をIllustrator等を用いて加工しないといけません。(まれにIllustratorのグラフ機能を保持したai素材もありますが、見つけるのがなかなか大変です)

素材利用の注意点(2)

使いたい形に加工することは、そこそこ難しいので注意です。更に素材デザインが秀逸なだけ、加工に手間がかかります。以上から、ほとんどのインフォグラフィック用素材は、デザイナー向けと認識した方がよいでしょう。

してはいけないこと

別記事と重複になりますが、大事なの事なので。加工が出来ないからと、素材はそのままで、添えられている%数値のみ変更すると、それはもうグラフではありません。「グラフをモチーフにした挿絵」です。正しくないグラフをグラフとして使うなら、使わない方がましです。

加工スキルがない場合はどうするの!?

自分で作る!…というのが一番大変なのですが、デザイナーであれば挑戦すべき域です。デザイナー以外の方であれば、別記事で紹介予定の「インフォグラフィック作成ツール」等で、ある程度のインフォグラフィック(素材)制作は可能ですので、是非参考にしてみてください。

あわせて読みたい:

「誰でも簡単に~」とうたっている素材でも加工が必須状態であったり、加工を怠ると「正しくないグラフ」として欠陥品になってしまいます。一番質が良いのはオリジナル品だということを意識して、素材を上手に使いこなしましょう。

イガラシ
専門学校を卒業後、いくつかの会社を渡りながら、グラフィック・広告・求人・携帯Web等のデザインを務める。イラストレーションや漫画も描く。「情報の視覚化」の奥深さに惹かれ、2012年よりインフォグラフィックの制作に携わる。現在はコンテンツデザインのクオリティチェック等、ディレクション面も担当。 いつまでも子供心とユーモアを忘れずに。読んでいて楽しいグラフィックデザインを目指しています。インフォグラフィックに関わると「この世は、なんて面白い情報に溢れているんだろう」と気付きます。デザイナーの皆さんには、型にとらわれず、どんどんチャレンジして貰いたい分野です。
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