こんにちは。プリンは弾力派のイガラシです。今回はインフォグラフィックを映像化、動画化した「ビデオグラフィック」の事例をご紹介します。
カロリーメイトWeb Movie|3minutes Calorie Mate
公開元:大塚製薬
時間:3分
人が生活に必要な栄養素について説明している動画です。ブランドのデザイントーンをうまく取り入れた、データ量・時間共に秀逸な作品です。ナレーションを上手く使って、動画内の情報を最大限シンプルにしています。
食料の未来を確かなものにするために(第1部)
公開元:農林水産省
時間:4分20秒
日本の食料自給率について説明している、農林水産省の動画です。グラフは少なく、CGイラストや動きで情報を伝えています。どちらかというとアニメーションに近いかもしれませんが、見ていてとても楽しいです。
あるクルマの一生 -平均で見る日本の自動車-
公開元:ソニー損保
時間:2分40秒
自動車の統計情報を物語調にまとめた動画です。最後にホロリとなる演出もあります。インタラクティブサイトもあります。
http://www.sonysonpo.co.jp/infographic/ifga201401v.html
Japan: Smart Community Country Infographics
公開元:TOSHIBA
時間:2分34秒
「日本」について解説するTOSHIBAの作品(英語)です。文字ではなく図で理解できる、というインフォグラフィックの特徴がとてもよく出ています。他の国バージョンもあるので見てみて下さい。
what is lacking in Africa
公開元:アライアンスフォーラム財団
時間:1分58秒
アフリカの子どもたちの栄養不良問題について伝えている動画です。アニメーションは極力抑えていますが、情報がシンプルに伝わります。
にほんのこども~中学生のいま~
公開元:アイオイクス(エコンテ)
時間:3分15秒
日本の中学生にスポットを当て、様々な統計情報を人形劇風に紹介している動画です。昔の映画のような効果と、淡々とした情報が不思議な雰囲気を醸し出しています。
日本では事例が少ないインフォグラフィック映像作品。動画は静止画と違い「時間」の概念があるため、情報の表現の仕方がシンプルかつ分かりやすく、参考になるアイデアが多いと感じます。ちなみに、静止画よりも動画などのリッチコンテンツを配信した方が効果が高い、という事は決してありません。目新しさに流されず、目的に応じた最適な表現方法を選ぶことが大切です。
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