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Column

こんにちは。最近、飼っている猫の写真を投稿したら雑誌で取り上げてもらえて、ちょっと嬉しいスーさんです。

弊社のムサシが、アンケート調査を利用したコンテンツ(リサーチコンテンツ)のメリット、について記事を書いていますが、その良し悪しは調査設計で決まるということを、もう少し深堀したいと思います。

今回のテーマ:アンケートの調査対象を決める

多くの人が共感できるコンテンツを作るとき、どんな人にアンケートを答えてもらうかは、とても重要なポイントです。

※初歩的なことしか書かないのでリサーチ関係者が読んでも面白くないです。あしからず。

スクリーニングで調査対象を絞る

例えば、“はたらく女性”をターゲットにしたコンテンツを配信して、ターゲットの共感を集めたい場合。

調査対象者は・・・「女性」の「会社員」?

通常のインターネットリサーチは、本調査の前に、事前調査(スクリーニング)を行うことで、目的の対象者だけにアンケートを回答してもらうことができます。

性別と職業でスクリーニングする場合、例えばこんな感じ。
screening

これで良いのでしょうか。全然だめです。

回答者が少ない場合、これだと回答がばらつく

例えばこのやり方でスクリーニングした「女性会社員」300人に対して「オフィスの悩み」を聞いても、ばらばらな意見が出てくるだけで、対して面白くない結果になってしまうのです。

「会社員」と言っても仕事環境はさまざま。

・ホワイトカラー or ブルカラー
・大企業 or 中小企業
・管理職 or 一般職
・ベテラン社員 or 若手社員

扱う仕事や求められる働き方が異なるため、一概に「オフィスの悩み」を聞いても、それぞれ回答が異なるのは想像できるでしょう。

回答がばらつくと何がいけないのか。
説得力が薄い微妙なデータにしかならず(48%って多いって言えるかなぁ・・・みたいな)、何の共感も生まない、良いコンテンツにならない、という残念な結果になってしまいます。

あとから「こういう結果が欲しかったのにな~」と思っても後の祭り。もう一回調査するならしますよ。お金くれるなら。

今回の結論:調査対象条件を狭めて回答のばらつきを抑える

・・・のも一つの手。(お金次第)

あまり経験が無い方は、調査が無駄にならないよう、専門のリサーチャーに「どんな調査結果が欲しいのか」相談するのが一番の近道ですが、リサーチコンテンツの内容を考える時の参考にしてみてくださいね。

スーさん
大学卒業後、インフォプラント、アイオイクスを経てエコンテ入社。インフォプラントではインターネットリサーチの営業5年、アイオイクスでは、運用をメインに調査設計、分析、レポートを実施する傍ら、サービス立案や実査の業務改善、社員育成なども担当。顧客はマスコミ、広告、WEB業界が多く、日々時間に追われている顧客が多い中、顧客満足度が高い調査運用目指す。 「常にお客様目線で考えること」を心がけています。
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